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狩野元信 六本木ミッドタウン(サントリー美術館)
こんにちは。足立区は北千住にある歯周病センター横田歯科医院、院長の横田です。
17日(日)雨に煙る六本木のミッドタウンの3階にあるサントリー美術館に狩野元信の展覧会に行ってきました。
狩野元信は狩野派の2代目で狩野派興隆の基礎を作ったと言われる人物です。室町から江戸まで400年間日本画壇の覇者と言われる狩野派。
技術もさることながら統率力というか、いわゆるマネジメント能力があった方のようです。
漢画の狩野と言われていたのに、自分たちにとっては新しい技術を取り入れ、日本の宮廷絵画の分野にも入り込みます。
絵のタッチを3段階に分け、一派を制作集団に変身させてゆきます。
私が感心したのは鳥の絵です。特に鶴の羽や足の描写の細かさです。
写真で見るのと違い、筆の毛先の細かい線まで見え、それがまたいい感じで木の肌や岩の質感を表現していました。
以前横山大観の貂(てん)の絵を見たときも墨の滲みが毛の密集した感じをよく表していると感心しました。
寺院などの依頼で障子に4枚など書くことも多かったようですが一体何日かかったのでしょうか?
自分の作品が何百年も経て世に残ると思っていたのでしょうか?
美術館を出てからは周囲のお店をウィンドショッピングしました。
こだわりの雑貨も多く、集客力のあるところだからこんな風に商売ができるのかなと思いました。
お店の家賃ってどの位なのだろう?