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希望の力ー自由を使いこなすためにー

足立区は北千住にある歯周病センター 院長の横田です。
先日、朝日新聞の書評欄にプロティスタンティズムが取り上げられていました。ひょんなご縁で深井先生の著書を拝読しました。
『希望の力 自由を使いこなすために』 教文館 深井智朗 2008 です。私の幼稚園の先生だった小島富美子先生からお借りしました。
元々は「乳幼児の教育」と言うキュックリッヒ記念財団の季刊誌に連載されていたものをまとめたものです。
どの章も聖書の一節を現代の世情に合わせ信念、信仰に満ちた言葉で解説されています。
終章のー自由は難しいーの中で偶像からの自由と言う小見出しがあります。一般に偶像礼拝の禁止と言われているものです。あなたは私の他に何ものも神としてはならない。あなたは自分のために刻んだ像を彫ってはならない。上は店にあるもの、下は地にあるもの、また地の下の水の中にあるもの、どんな形をも作ってはならない。それにひれ伏してはならない。それに仕えてはならない。(出エジプト記20
章3-5節)
私は文章通り、偶像とだけ解釈していましたが、それは「かたち」「わく」と言う意味で世の中の様様な枠があなたを縛っていないか、例えばお金、名誉、権力・・・を象徴して言っている様です。
結構奥の深い言葉ですね。十戒についての解説も読み応えあります。子育て、自分育ての参考になります。