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かむかむトーク①海綿骨

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こんにちは!

足立区、北千住 にあります

歯周病予防センター 横田歯科医院の歯科衛生士イソザキ ですっ

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わたしたち歯科衛生士は普段、

診療室にて患者さんへ、歯みがき指導と共にカラダの健康についてお話しています。

生活&食生活習慣に改善が必要なとき、行動を変えることへの背中押しになることを願ってお話していることを、今後カテゴリー別にご紹介していこうと思います♪

 

今回は「よく噛(か)む」テーマで、実体験のおはなしデス。

 

就職して間もない頃、奥歯のレントゲンを撮ってもらう機会がありました。

この ↓ レントゲンをみて、ドクターがひと言、、、

「アナタ、ごはんをよく噛んでないんじゃない?」

 

当時の私は食事の時間への興味が薄く、内容も質素だったし、わりと早食いだったと思います。

でも、それを、レントゲンで言い当てられたことで驚きました。

それが「海綿骨」の像を読んだ診断だったのです。

 

海綿骨(かいめんこつ)・・・骨の内部にある網目状の部分。

この海綿骨が、わたしの場合、“粗”であり過ぎるとのことでした。

患者さんのレントゲンを見比べてみると、

成長過程の思春期のお子さんでも違いがあり、それぞれの像は食生活とリンクしていたため、これまた驚き。

ネットで「海綿骨 粗」を調べると、骨粗しょう症のページでも指摘されています。

こりゃ〜あかん!と、それから意識して噛むようになっていき、

数年後にはとうとう、友人から「牛乳でさえも噛んでるんじゃないか?ってイメージがあるよ」と褒められ(?)るようにまでなりました!

その後の18年後のレントゲンと比較↓ 歯と歯のあいだの海綿骨に変化が!

かたいものを噛んで訓練したのではなく、今までの習慣を変え、

●食事を口に入れてから、最初だけは(15回くらいまでかな)回数を数えてみる

●食材のカットの仕方を、今までより大きめに

●野菜の茹で時間を短くし、素材の歯ごたえを残すように

●主食・主菜・副菜を、そろえて

●お茶は、最後に

を意識していました。

その行動が実ったと思うと、感激でした!

 

「よく噛むことは、大事」と漠然と指摘されても、「大事なことはわかるけど、忙しいし」「今までの習慣だし」と、行動の変容までなされないことも多いテーマかもしれません。

よく噛む習慣は、歯科ではレントゲンの他にも、

歯を支えている組織の歯根膜(←またいつかお話しましょう)が血管のポンプ役を担ってくれるため、歯肉の血管の流れをよくしてくれる=歯肉の色がよくなる=歯肉が張りのある若々しい弾力をもつ、といった視診などでも判断できます。

わたしはよく、

「●●さんの歯肉、健康的で、とってもいい色と張りをされていますよ!」

と褒めています。

過去のわたしとは違う、ステキな歯肉&レントゲンの患者さんがひとりでも増えてもらえたら嬉しいな、と願っています♪

 

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横田歯科医院では、

こうした変化も共有できるように、口腔内写真をとって丁寧にお伝えしています。

まず、知らなかった自分を知ること。

それが、歯の健康・からだの健康への、スタートラインなのです。

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