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佐喜眞美術館(沖縄 那覇)

足立区は北千住にある楡真会横田歯科医院 院長の横田です。歯周病専門医です。

5月24日は医院を休みにして第68回春季歯周病学会(沖縄 那覇市)に参加してきました。
自分の症例のポスター発表もしてきました。


開催者の呼びかけでなるべくかりゆしをという事でしたので、スーツにネクタイで行きましたが写真のような格好になりました。
天気は生憎の小雨、曇りでムシムシしていましたから丁度よかったかも。
上着は学会が終わったら着ようと持って行ったハワイ土産のシャツで実際はかりゆしではありません。
でも違和感はなかったです。なんだか那覇市の職員になった気分でした。

学会を終え日曜日に宜野湾市上原にある佐喜眞美術館に行きました。ここには丸木位里・俊の沖縄戦の図が常設展示されています。ご夫妻から絵を託されたそうです。

佐喜眞美術館は館長の佐喜眞さんが私費を投じて丸木ご夫妻の絵を飾るためにつくった美術館です。普天間基地の一部が先祖の土地だったため返還運動をおこし1992年に返還を実現。94年に開館しました。沖縄に行くなら是非見てみたいと思ってました。基地の一部に楔を打ち込むように建っています。

岩波ブックレットNo.904に「アートで平和を作るー沖縄・佐喜眞美術館の軌跡ー」といタイトルでこの美術館が取り上げられています。収蔵している作品も当然、反戦、反権力的なものが多くなります。

エントランスホールの壁に貼ってあった沖縄タイムスの記事を見ていたら館長の佐喜眞さんに話しかけられ20分ほど現在の沖縄の状況について教えてもらいました。辺野古は90ⅿまでが軟弱地盤で今の技術では70ⅿまでした対応できないそうです。アメリカ軍は出来ても使わないと言っているそうです。じゃ、なぜ?工事を強行するのか?貴重な環境の破壊も著しいのに。工事には麻生グループのセメントを使う事になっているとか。利権でしょうか。完成したら普天間基地は返還されるのでしょうか?まったく暗澹たる気持ちになります。

この日は米軍の訓練もなくすごく静かで鳥の鳴き声ばかりが聞こえてくる状態でしたが、普段はそうはいかないそうです。ジェット機やヘリの爆音の歓迎を受けるかと思ってました。
屋上に上ると普段は海が見えるらしいですが、小雨で見えませんでした。米軍上陸の前までは宜野湾には見事な松並木があったそうですが爆撃でなくなってしまいました。美術館の庭にはそれを偲んで松が植わっていました。
普天間に 打ち込むくさび 佐喜眞美術館 沖縄戦の むごさ忘れじ
願わくば 沖縄県民に 格別の配慮を 無視されつづけて 80年

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