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【key words】はDysbiosis(ディスバイオーシス)①

足立区は北千住にある楡真会横田歯科医院、院長の横田です。歯周病専門医です。

今回から何回かに分けて、虫歯や歯周病の発生のきっかけと考えられているdysbiosis

について説明してゆきます。阪大の天野教授がGCサークルに書かれた

「歯周病を起こすバイオフィルムと起こさないバイオフィルム」を参考にしています。

 

簡単に言うと常在細菌叢が(悪く=病原性を持つように)変化する過程の事です。

1.常在菌

私たちの体には1,000種類以上の細菌が「常在菌」として住み着いています。口の中は

勿論、皮膚、腸内いわゆる体の表面に当たるところには細菌が必ずいます。

口の中で言うと、生後数時間で皮膚経由で細菌が住み着いてきます。(皮膚には産道を通って来るときに)

生後1週間で成人の口腔常在菌の3割が住み着き、3歳で約9割の細菌種が定着を完了します。

口の中には300とも400種類とも言われる細菌がいて、数こそ腸内細菌に及びませんが

好気性菌(偏性、通性)から嫌気性菌(偏性、通性)まで、多様性という意味では

勝っています。

ヒトの細胞は約60兆(最近では30兆とも)言われていますが人間の常在細菌数は100兆から1000兆と言われています。

どっちが主体だか分かりませんね。

体の表面に細菌たちが栄養的にバランスをとって張り付いていますから悪さをする菌がついても

通常はすぐに繁殖できません。ヒトと常在菌は共生関係にあります。

 

しかし、常在細菌叢のバランスが崩れるときがあります。いわゆる悪玉菌が多くなってしまう時です。

dysbiosisです。

多くの疾患がヒトと常在菌のバランスの崩れを原因として発症してきます。虫歯も歯周病もその

1つです。

(つづく)

 

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