医院からのお知らせ
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口腔外傷
北千住歯周病センター横田歯科医院スタッフブログ秋山です
皆さんメリークリスマス☆
今年も残り1週間となりました。
1年ってあっという間ですね〜。
今回のスタッフブログでは、口腔外傷の内容を皆さんにお伝いしたいと、思ってます。
口腔外傷っと言うのは、つまり、歯をぶつけてしまったり…ッと、ケガをされた時の事です。
横田歯科医院でも、今年小児のケガで、来院された方が2件・成人では、1件ありました。
小児に限らずですが、口周りの事故って、歯をぶつけてしまったり、歯が抜けてしまったり…っと、出血も多いですし、焦りますよね!!
まずはケガをされた状況の優先順位ですが
・パンダ目の様に青アザ・耳の後ろが、内出血を起こしていた時→脳外科
口周りのケガを同時にされ、心配かとは思いますが、これは、頭を強くぶつけている可能性が、高いので、脳外科へ急いで受診をして下さい。
上記の心配がなく、歯をぶつけてしまった時には、歯科医院へ、ご一報下さい。
もしぶつけてしまい、歯が抜けてしまったときには、水道などで洗い流さないで下さい。
これは、歯の周りの組織を失ってしまう可能性があるので、水道水などで洗い流さず、乾燥を防ぐために、牛乳に入れるか、サランラップで巻いて、歯を持ってきて下さい。
牛乳→12時間
ラップ→1時間
程度の保存が可能性だそうです。
無事に歯科医院へ受診を受ける事が出来たあとは、ぶつけてしまった所の洗浄です。
ぶつけてしまっただけでもその部分が、痛んだりしていて、触れるだけで恐怖ですよね。
ですが、ぶつけてしまってからの1週間の洗浄がとても大切で、感染経路の洗浄と、口腔衛生管理がとても重要になってきます。
ぶつけてしまった部分は、綿棒の先端をほぐし優しく洗浄して下さい。
もし、ご自分で出来ない場合は、医院の衛生士が洗浄しますので、遠慮なくいらして下さい。
その後は経過観察も大切で、ぶつけてしまってからの症状は、後々から現れてくる事も多いので、最低でも2週間は、経過を追って観察した方が安心できますね^ ^