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多磨霊園墓参り
足立区は北千住にある横田歯科医院 院長の横田です。歯周病治療に力を入れています。
10月8日に北大の東京同窓会が行っている先輩たちの墓参りに参加しました。多磨霊園には明治期に活躍された多くの有名人が眠っています。立派なお墓のオンパレードです。
ことしは暑すぎたせいか例年よりも落ち葉が少ない感じです。
水産学部卒で今、新渡戸の教育に焦点を当てた「新渡戸の夢」という映画を製作中の並木さんも見えられて銅像とその周囲を清掃しました。
終わると記念写真と寮歌の「都ぞ弥生」を斉唱してお墓の方に行きます。
新渡戸の時代には寮歌はありませんでしたが北大生は集まると都ぞ弥生を歌います。
新渡戸のお墓は、彼が創立した学校が沢山あその関係者も訪れるせいか、すでに綺麗になっていました。暑すぎて雑草も生えなかったのかも知れません。供花してお参りしました。
次に内村鑑三さんのお墓です。新渡戸も内村もビッグネームの割に小さなお墓です。
墓碑銘に「I for Japan, Japan for the World, The World for Christ, And All for God」
の文字が刻まれています。
彼が聖書に裏書したものと伝わっています。
その次は小説家の有島武郎さんです私も学生時代に「小さきものへ、生まれいずる悩み」読みました。
妻と死別後、箱根で雑誌記者のご婦人と心中したことでも有名です。
北大の校歌「永遠(とこしえ)の幸」の作曲家でもあります。お墓の前ではこの校歌を歌いました。
最後に日本土木界の父、広井勇さんのお墓です。小樽築港の建設しか知りませんでしたがあちこちの港湾、橋梁を手掛けています。
最近ではNHKの朝ドラ、らんまんの牧野富太郎の幼馴染の広瀬健次郎訳のモデルとして知られるようになりました。牧野富太郎とは本当に同じ高知県の佐川村出身で同時代に藩校に通っていたようです。
私もドラマで知って調べてみましたが大変な人格者だったようです。土木学会が
苦難の道を自ら切り開いた天才技術者の生涯
としてPDFファイルをアップしています。