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適量飲酒で寿命はのびるか?
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。横田歯科医院は5日(金)より診療いたします。
皆様、お正月はいつもより寛いでお酒をいただいているのではないでしょうか?酒は百薬の長と言いますが本当でしょうか?
昨年購入した、佐々木敏さんの「行動栄養学とはなにか?」からの引用です。
『飲酒の病気への影響は一様ではありません。病気ごとに異なります。心筋梗塞や糖尿病では1日当たり1合から2合飲む方がむしろ予防になります。一方、がんの中には少しでもお酒を飲めばその分だけかかりやすくなるものもあります。
では、すべての病気への影響を考慮した場合、お酒で寿命は延びるのでしょうか、それとも縮むのでしょうか?飲酒習慣を持つおよそ60万人のデータを使って計算した結果が表です。例えば60歳の人が1日当たり2.1合以上飲んでいると寿命が4年以上縮むという結果です。これは生まれたときからの寿命の縮みではなく、60歳からの寿命(余命)が4年以上縮むという結果ですから驚きです。・・・
元気で長生きしたいと願うなら、お酒(アルコール摂取量)は1日当たり10g(日本酒に換算して一週間に3.2合)までとなります。』
ってことは1日当たり上限が約0.5合ですね。
そういえば内村鑑三の扁額に愛国禁酒というのがありました。
別荘で勉学をしていた内村鑑三だが、近所の旅館で行われている酒盛りの喧騒がうるさくて、頭にきたそうだ。そして、「この国賊ども!」と怒鳴りつけたとのこと。
たまに羽目を外すのも人間だし、皆が内村のようにはいきません。しかし、ほどほどに。