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「スマホは麻薬」──中毒に陥る前に、回避のルールを!
足立区は北千住にある横田歯科医院、院長の横田です。歯周病治療に力を入れています。
私は寺田昌嗣さんの主催するインテリジェンスジムのビジネス読書道場に参加をしています。今日は寺田さんが発行している「ことのは」というメルマガに皆さんにも見てほしい記事がありましたので紹介します。それが上記の題です。
読書や勉強法が専門の先生ですが、小学校の不読率(1か月本を全く読まなかった人の割合)が2022年のベネッセの調査で30%を超えたことを嘆いていました。裏にはスマホに時間を取られてしまうことがあります。記事から引用します。
スマホは麻薬と同じ中毒性を持つ劇薬と理解すべき
上記の日経BPの記事の中で、和田秀樹さんが指摘していたのですが、スマホ中毒は「病気」なんです。
強制的になんとかしないと、意志とかルールとかでは止められないんです。
依存症の怖いところは意思を破壊される病気だということだ。たばこにしても、覚せい剤にしても、やめられない人間は意志が弱いように言われるが、肝心の意思が破壊されてしまう。だから治療し、場合によっては入院させてでも、それらから引き離さないといけない。スマホやギャンブルについても同じことなのだ。
ちなみに、2014年当時、スマホ中心のSNS中ではInstagramが流行っていました。今も、Tiktokと同じく若者に人気のSNSです。
これには中毒症状を生む仕組みが組み込まれていることが、最近の研究で分かっています。
こちらは2016.06.02のWIRED.CO.UKの記事。
“A region that was especially active was a part of the striatum called the nuclear accumbens,” she explained. This is part of the brain’s “reward circuitry”, which is “particularly sensitive during adolescence“.
▲寺田のてきとー訳
特に活性化した部位は、側坐核(註>>そくざかく:前脳に存在する神経細胞の集団。報酬、快感、嗜癖、恐怖などに重要な役割を果たすと考えられ、またこの部位の働きが強い者ほど嘘をつきやすいといわれる)と呼ばれる線条体(せんじょうたい)の一部でした。これは、「報酬系回路」の一部で、「特に青年期に鋭敏になる」部位なのです。http://www.wired.co.uk/article/what-happens-to-teenage-brain-on-social-media
何でも「イイネ」が付くと、それによって好みまで影響を受けてしまうんだとか。
そして最後にこんな提案を
- 夜○時以降、せめて勉強時間帯は親に預ける。できれば「タイマー付き金庫」にしまう。
- 自宅では、決められた時間以外は手元に置かせない。
- ゲームのインストールを制限する。アプリごとのペアレンタルコントロールを徹底する。
詳しくはこちら https://www.kotonoba.jp/column/make-rule-on-smartphone/