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夜桜薪能
足立区は北千住にある横田歯科医院 院長の横田です。歯周病専門医です。
昨日4月4日に、夜桜薪能を観に靖国神社に行ってきました。
今回で3回目となりますが、満開での観劇は初めてです。
今日の演目は火入れ式のあと舞囃子で「安宅}
狂言は「船渡聟」(ふなわたしむこ)
能「海人」(あま) でした。
日中は晴れて気温も上がりましたが夜は冷えました。
パンフレットの解説をそのまま転載します。
「船渡聟」これから聟入りする男、渡し船に乗ると船頭にねだられて祝儀の酒だるを飲ませてしまいます。船が着いて二人は別れ、男が聟入りする家を訪ねると、実は舅が船頭だったのです。先ほどの男が聟だと気が付いた舅はその後・・・・
「海人」奈良時代、房前大臣は海人であった母の供養のため、讃岐国志度浦を訪れます。そこへ一人の海人が現れ、渡来した三つの宝の一つである宝珠が海底にある竜宮に取られてしまい、海人がその宝珠を取り返した時の有様を舞い語ります。そして自分こそが房前大臣の母であることを告げ、姿を消します。房前大臣が母の供養をしていると、龍女の姿で母が現れ、成仏を喜び、舞を舞うのでした。
洗練されたというか、そぎ落とされた動きにいつも感心します。また扱っている演題が喜怒哀楽、亡霊との対話など普遍性の高いものが多いです。今日まで続いてこの芸能が続いている理由です。
じつはちょっと寝てしまいましたが、隣で観ていた家内にこんなに寒い所でよく寝られるとあきれられてしまいました。